まとめ(概要)
- LFOつきのLPF/HPF/BPF
- グリッチ、音色の味付け等、意外と要素は広そう
- レゾナンスを高くするときは後ろにリミッターを
レビュー
Audiomodernさんより無料公開中のエフェクトVSTプラグイン「Filterstep」をざっくりとレビューしていきます。スクリーンショットの下側メインの棒グラフをカットオフへアサインされたLFOとして使用できるロー/ハイ/バンドパスフィルタです。上のデモサウンドは、フリーのエレピ音源「Sweetcase EP」の後ろにアサインしています。お聴きになればわかりますが、エレピとしての原型はほとんど無くて、どちらかというとシンセパッドのような音になりました。この例ではがっつりと掛けましたが、ウェット気味にかけることで味付けとして使ったり、思い切った 掛け方をして更に他のエフェクターも使ってグリッチサウンドを作ったり・・と様々な使い方ができます。また、エフェクタのほぼ全てのパラメータはMIDI CCでコントロールできます。
面白いエフェクトではありますが、注意点として、レゾナンスを高めに設定した時に波形の縦幅がかなりでかくなってしまうので(しょうがないんですが)、こういう設定をした場合は後ろにリミッターをアサインして音割れ等の不都合を防ぐことをオススメします。デモサウンドを使ったときもすごく音割れしたんで、後ろにBute Limiter 2をアサインしてみましたが。。
(うわ。)
・・・リミッターを使わないといろいろとやばそうです( ˘ω˘)
ということで、LFOつきフィルタが無い音源の音色をグニャリグニャリと変化させたい時によろしそうなプラグインです。もちろんその類を装備してるプラグインでも使い勝手次第では選択肢として十分入りうるでしょう。
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