いよいよVSCO2Proレビューも最終編(あとがきを別の記事に作ります)、その他楽器、要するに弦、金管、木管でないもののレビューになります。
数が多いのと、しっかりと音を聴いてないのも多いのでざっくりと書いていきます。
申し訳ないですがすべての楽器について文章を書くことは断念しました。量が量です。
まとめ(ざっくり)
・楽器によって質や使いやすさにバラつきはあるが、実用性は十二分
・例によって音は(他の名だたるオケ音源よりは)控えめ
楽器レビュー
グランドピアノ
かなり丸みを帯びた音を出すので、ピアノコンチェルトのソリストをやらせるよりは交響曲のピアノパートのほうが向くと思います。Worm,Strong,Brightの3つのパッチがあります。ピアノソロはちょっと無理があるかも。
ハープシコード
バロックのチェンバロソロのような威厳のある音ではないですが、それ故に他の楽器と混ざりやすいフレンドリーな音(?)。キースイッチでストップの操作ができます。ItalianとFrenchの2つの音色が入っています。
チャーチオルガン
PowerfulとSoftの2種類の音色がありますが、Powerfulは厨二病的なアレ、Softは笛のような音です。こんな文章で伝わるのか?
Powerfulはとにかく音が太いったら太い。ペダル音まで入ってますしもう厨二病全開になります。Softのほうは天の光のようなあたたかい音で、こっちも別の意味で厨二病(笑)
ハープ
弦楽器なのでStringsのフォルダに入ってます。普通に弾く音はもちろん、グリッサンドとかテーブル奏法も入ってます。
打楽器
楽器にもよりますが、マイクポジションが複数ありますので音色の調整がしやすいです。音についでは、ものによってはそのままでは使いにくくイコライザ等の処理が必要なものがありと感じました。ちょっと手間ですが使えなくはないです。
マレットを使う打楽器
定番の鉄琴木琴に加え、ビブラフォンやチューブラーベルとかが入ってます。マレットのHard/Softがキースイッチで選べるのが助かりますね。これ系の音源はろくに聴き比べてないんでよくわからないんですが、使いやすい音色だとは思いました。
アンサンブル
1トラックで弦、金管、木管の各アンサンブルを鳴らせたり、アルペジエータを使ってVSCO2Proの音を演奏してくれるおもしろ系があったりします。ガチなオーケストラを書くときは要らないですけど、ものによっては使ってみると面白そうです。
コメント