なんとなく書く。2021年に買って「こりゃいいな!」って思ったプラグインをインストゥルメントとエフェクトでそれぞれ3つずつ挙げていきます。他にもいろいろいいのを買いましたけど、キリがなくなるのでとりあえず3つです。割と古いプラグインも多い気がしますけど、気にしないで。
インストゥルメント編
Garritan CFX Lite
ヤマハのグランドピアノのサンプリング音源です。強さと深さを兼ね備えた音がすごく気に入りました。フル版ではなくLite版なのですが、自分的にはこれでも十分すぎるかなと思います。
UVI Falcon
いろんな種類のオシレーターに加えてサンプラーやグラニュラーまでついた特盛シンセ。構造が複雑だしUIの部品1つ1つが小さくで(しょうがない)弄ってて若干疲れる仔ではありますが、やっぱりこの可能性の広さと変態さはすごく好きです。できる事多くて一生遊んでられそう。
AAS Chromaphone
自分で架空の楽器を錬成して物理モデリングで鳴らせるとかいうトンデモシンセ。架空の弦楽器やマレット楽器だとか、よくわからない楽器とかを作って鳴らすだけで楽しいです。そのよくわからん音を曲に入れられるかというのはまあ自分の腕次第ですけど。ちょっとCPU負荷がきつめだけどまあ許しちゃう。
エフェクト編
Oxford Infrator
ざっくり言うと音を強くしてくれるエフェクター。ストアによってはリミッターって書いてあるけどちょい違う気もする。この仔はどんな音に使っても破綻せずに強化してくれるのがすごいと思います。ついつい全トラックに刺してしまいそう。
Waves H-EQ
Waves製ってだけで賛否両論だと思いますが僕はめっちゃ気に入ってる。UIがとても使いやすいのと、MS処理対応、そして値段もそんなに張らない。オマケとしてアナログ的なサチュレーションもかけられる。Pro-Qその他のくそ強いEQにはやっぱり劣りますが、むしろ「最強クラスに強いEQを持っててもそんな高度なことしないし」って思うから今のとここれでいい。
sonible smart:limit
製品自体新しくつい最近買ったリミッターではありますが、これをマスターに刺すだけでダイナミクス処理はだいたい終わってしまうすぐれもの。「細かく刻むフォルテッシモ」と「長い息で歌い上げるフォルテッシモ」を簡単に両方とも潰さずに処理できるので、クラシック音楽のマスタリングが本当に楽になりました。ちなみにこれ買うまでWaves L3をマスターに2つとか3つインサートすることでなんとか不自然な音の潰れ方を避けてたんですが、こっちは流石に非効率が過ぎますね。
番外編
Steinberg Dorico Pro
記譜ソフトです。「きれいな楽譜を書く」という意味ではまだFinaleに及ばない点が多いとは感じますが、データ入力の効率がすごく良いです。マウスを動かさずキーボード操作だけで完結することが多いのがすごく楽。写譜の効率がすごく上がりました。オーディオデバイスにWASAPIが使えずASIOしか使えないのが玉に瑕。
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